1/20 能登半島地震の甚大な被害はなぜ起きたのか ( 1 )

hosoda

「東洋経済ONLINE」で2024年1月17日に配信された資料で、著者は「だいち災害リスク研究所 所長」の
横山芳春氏です。要約します。

 1月1日(元日)の午後4時10分頃、能登地方を震源とする、マグニチュード7.6の大地震が起こった。
この地方では、2007年にマグニチュード6.9の、2023年5月5日にもマグニチュード6.5の地震が発生していた。
 2018年頃からも地震が増加傾向だった。そして2020年12月頃から地震活動が活発化した。それから3年経つ。

 地震の規模:兵庫県南部地震と熊本地震は 7.3だった。今回の7.6と僅か0.3の差であるが、
エネルギーの差は約2.8倍ある。この巨大地震で海岸線85キロが隆起し、最大は3米だった。

 地震波の特徴:防災科学技術研究所が公表したデータでは、輪島市等では、1.0秒~2,0秒の
「やや短い」周期の地震波が襲っている。この地震波は、「キラーパルス・killer
pulse」と呼ばれる耐震能
が落ちた古い住宅が被害を受けやすい地震波だった。

 能登地方の住宅事情:大地震前の2023年に珠洲市で住宅事情を観察したが、黒色の能登瓦屋根の
古い家が多かった。1981年5月以前に建築確認申請を受け付けてもらった住宅は、「旧耐震基準」であり、
それ以前の古民家も少なくなかった。従って、新しい耐震基準で建てられた新興住宅地よりも今の耐震基準を
満たさない住宅が多かった。そして、数年前からの度重なる地震で耐震能が低下している可能性がある。

新規耐震基準では、「震度6強から震度7に達する大地震でも、人命に危害を及ぼす倒壊等の被害は免れる」
ことを求めている。能登地方では、数年間に渡り、複数の地震又は、群発地震的揺れに見舞われており、この
揺れで家屋が既にダメージを受けていたことが、今回の地震被害に繋がった可能性がある。

地盤の影響:地震波は地下深い震源から地表に伝わる間に、地下構造の影響で増幅される。地震波が
深さ30米の所で何倍に増幅されるかを示す「表層地盤増幅率」がある。これは「J-SHIS Map」で
確かめることが出来る。

これで見ると、輪島市の地盤は地盤増幅率が高く、揺れやすい地盤である。これに地盤と家屋の共振で
被害が決まる。2023年5月5日の地震の際、珠洲市で調査した。その結果では、被害の大きかった地点は、
揺れやすい地盤であって、かつ既存住宅と共振し易い地震波の周波特性があったことが分かった。
【編者注】 J-SHIS Map:全国地震動予測地図。インターネットで簡単に閲覧出来ます。

続きます。

1月20日   鳥取県西部地震は車の走行中に体験 T.HoSoDa

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