1/18 能登地震で被災した病院（３）

Q：まだ余震が続いているが、残る課題は？
A：病院では水道水が使えないのが辛い。見通しは未だ立っていないが残念。本当に風呂に入れないのが辛い。
院内にはコンビニのローソンが入っており、弁当や水が買えるようになった。耐震の２病棟ではボイラーが壊れ、
暖房が出来ないので、金沢市や富山市まで行って、オイルヒーターを大量に購入している。免震の本館急性期
病棟は逼迫している。上記耐震病棟の修理をして、患者を戻すことを考えている。

Q：恵寿グループには病院の他に、複数の施設があるが・・・・・
Ａ：能登空港近くの穴水町に定員１３５人の介護医療院・恵寿鳩ケ丘がある。未だ支援が行き届いていない。
今後届いた支援物質を運ぶ手段が大きな課題となっている。　職員の多くも自宅が被災して戻れず、病院に
避難している状態である。
　総合病院なので、「重症でない新型コロナウイルス感染者が来た時にどうするかも課題である。「避難所
にも自宅にも戻れない」の患者への対応には苦慮している。

Ｑ：１月５日からクラウド・ファウンディングを始められたんですね
Ａ：お蔭様で、開始から８時間で第一目標額の１０００万円を超えた。寄付に添えられた応援メッセージが
何よりも嬉しい。とても職員の励み、救いになっている。

今回はこれで終わりです。

１月１８日　　　　T.HoSoDa

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