7/26時事川柳もコメントもブログ読者はえびす顔

T.HoSoDaの時事川柳選句（１５５１）　　　　　　　　　　２０２０年７月２６日

 

本来は　小池森安倍　笑顔の日　（広島県　山本 豊・朝日川柳）

　新型コロナウイルスさえ居なかったら、新国立競技場で、満面の笑顔で手を振っていた筈。それが７月２３日でした。

 

もしかして　逼迫の意味　知らぬかも　（東京都　北島文明・朝日川柳）

　「ひっぱく（逼迫）：苦痛や危難が身にせまること」と広辞苑に載っています。コロナ病床は特別です。使命感に燃えても、それを理解しない人が増えると、燃え尽きる医療者もいます。

 

肩書は　経済再生　相なんだ　（大阪府　佐藤隆治・朝日川柳）

　西村コロナ相の本来の肩書は、「経済再生相」でした。

 

土砂降りの　中へ促す　ピクニック　（宮城県　溝越 彰・朝日川柳）

　「守銭奴」とは言いませんが、蔓延の中での消費は冒険が過ぎます。

 

後ろから　片棒かつぐ　分科会　（東京都　三井正夫・朝日川柳）

　先の専門家会議は「直言」が過ぎたのでしょうか。新分科会は、多分従来の諸会議で穏当な意見を述べた専門家が選ばれたと思います。

 

アメリカが　敵だったこと　知らぬギャル

　（東京　新橋裏通り・毎日新聞・万能川柳）　それはないでしょう。中学と高校の歴史で学んでいる筈です。「ギャル（gal）：girlの訛。女の子、若くて活発な娘」。

 

横綱も　角番制が　要る気する　（海老名　しゃま・毎日新聞・万能川柳）

　それは不要です。文字化されていない「肩叩き」があります。

 

サービスで　立ち合い派手に　飛ぶ炎鵬

　（福岡　小把瑠都・毎日新聞・万能川柳）　そうと言っちゃあ、炎鵬が可哀そうです。プロ力士ですから、「勝つ」為に飛んでいるんです。

 

一年中　桜咲いたら　疎まれる　（佐倉　繁本千秋・毎日新聞・万能川柳）

　その通りですが、そんな事を考えた日本人は、貴方様が初めてでは？

 

「Ｇｏ Ｔｏ」東京除外　都外に引っ越したいー昭恵夫人

　（かたえくぼ　大阪・困った堂・朝日新聞）　まさか、本当に実行されないでしょうね。

 

都知事選　旋風吹かず　令和は遠くなりにけりー山本太郎

　（かたえくぼ　東広島・キンちゃん・朝日新聞）　テレビニュースで演説を見ましたが、実に上手でしたが、「巧言令色、少なし仁」を思い出しました。３位でしたが、供託金没収を免れた３人の一人です。

 

香港の　自由は消えて　恐怖のみ　（千葉県　西宮悦夫・朝日川柳）

　中国五千年の歴史で、繰り返されています。

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