7/29 老爺心から

英語的日本語：今日のニュース等で、「危機感の共有が無い」を複数回聞きました。英語でしばしば聞く表現ですが、
「危機感が薄い」「危機感に欠ける」と日本語的に直接表現をした方が心に響きます。

緊密な連携云々」の日本語は最早説得力を失っています。

　県内で“Cluster”が書ける人：相変わらず「クラスター」で報道されます。ローマ字が書けて、理解して聞いている人
は何割位でしょうか？　「集団感染」と言ったらダメでしょうか。日本語の方が危機感を植え付けます。

　不要不急の外出云々：「急がないが必要な外出は仕方ない」と理解しました。三密を繰り返し説く序に、
それ以外の必要な心得も説くべきではないでしょうか。私は「外出の前にトイレを済ませて、外出先では使わないように」
「消毒用アルコールは香水じゃないので、しっかりと手の平に少し溜まる位に」等を説きます。

　大阪大学名誉教授の栗村　敬先生から、「臨床と微生物」の別刷りを頂きました。「炭疽菌、天然痘ウイルス、
ペスト菌は生物兵器となる微生物で、自然界では根絶した天然痘ウイルスを保存している国があるらしい」と指摘しておられます。

７月２９日　　ウイルス学は細菌学の序に習った　　T.HoSoDa