7/28 週刊ポスト

最近の週刊誌は「『不安』で部数を維持している」との指摘を目にしたことがあります。定年後の不安、
晩年の不安、死後の不安等がこれに当たります。最近、新型コロナウイルス感染が不安ネタのトップ
になっています。週刊現代ばかり取り上げましたが、他の週刊誌も同様です。週刊ポストは小学館が発行しています。

　「全国民必読／関東６ぺージ総力特集」が横書き見出しのトップです。「はじめに」的な見出しが
「最新死亡７５１人、厚労省報告書を徹底検証して判明
！」。最も大きな活字が、「ワクチン『２回目』後に死亡した７７人が飲んでいた薬全実名」です。
　それより小さい文字で、「降圧剤、高コレステロール薬、胃腸薬、血液サラサラ薬、３種類の薬を
飲んでいた６５歳男性は接種翌日になくなった → あなたが飲んでいる薬は？」です。

　奇異なのは、その見出し広告の斜め下に、面積は小さいですが、明石家さんまの手を挙げた顔写真
が載っており、「やっぱりワクチン打つことにした：サンマ」の言葉があります。

　厚労省が死因とワクチンとの関係を断定出来ないでいる、接種後死亡を「事故死」的に解釈して
引用しているのではないかと、勝手に解釈しました。
　週刊誌はここまでとします。

７月２８日　　「言葉狩り」はあるが、「見出し狩り」はない？　　T.HoSoDa