9/21時事川柳もコメントも ブログ読者は えびす顔

T.HoSoDaの時事川柳選句（1493) 2019年9月21日

 明瞭に　総論を言う　進次郎　（静岡県　増田謙一郎・朝日川柳）

　「巧言令色鮮し仁」になって欲しくない人材です。「こうげんれいしょくすくなしじん」と読みます。

 

大仕事　一つ果たした　小泉氏　（埼玉県　小島福節・朝日川柳）

　（注）では、内閣支持率の「アップ」だそうですが、未だ何もしていませんので、世論調査は単なる「人気投票」です。

 

日韓を　嗤うが如く　飛翔体　（兵庫県　妻鹿信彦・朝日川柳）

　北朝鮮の飛翔体は、自国を台風が通過してもお構いなしです。「わらう（嗤う）：馬鹿にしたように笑う、見下したように笑う」で、ワイドショーの馬鹿笑いとは異なります。

 

韓国を　叩けば上がる　視聴率　（静岡県　安藤勝志・朝日川柳）

　韓国にもワイドショーはあるんでしょうか。あれば、もっと過激です。

 

製作費　削られアナが　駆り出され　（成田　離らっくす・毎日新聞）

　その逆がNHKです。高額（と思います）タレントに惜しげもなく出演料を支払って活用しています。何か、高額で他球団スターを「買い付け」る巨人を連想します。　

 

招待券　ハズレましたと　優待券　（福岡　小把瑠都・毎日新聞）

　思いついた人に拍手です。

 

無責任　「個人の見解」　「諸説あり」　（坂戸　グランパ・毎日新聞）

　「過熟糾弾社会」を生き抜く知恵です。

 

老舗感　「令和元年　創業」に　（浦安　さやえんど・毎日新聞）

　「老舗」が無条件で賞賛されるお国です。

 

応援は　するがルールは　知らん　（大阪府　石田貴澄・朝日川柳）

　川柳の五七五は踏んでいませんが、理解出来る「一句」です。「何のこと？」、多分ラグビーのワールドカップです。

 

外遊の　成果を聞いた　ことがない　（福岡　名誉教授・毎日新聞）

　「外遊」、死語化すべき古い日本語です。現状より悪化を防ぐのも「外国訪問」の目的の場合があります。

 

ボーナスが　現金だった　あの時代　（相模原　林 ヒロシ・毎日新聞）

　「ボーナス」、何気なく使っています。改めて調べました。“bonus” は英和辞典には「賞与金」とだけ載っていました。広辞苑には「ボーナス（bonus）：（１）割増金。株式の特別配当金。（２）賞与。特別手当。期末手当」と載っています。