4／4　プロのゴルフ（２）

hosoda

プロの当日練習
決勝初日の土曜日は定点観測とした。午前７時４５分から、尾崎直道プロをドライビングレンジでじっくり観察した
。先ずウェッジの８０ヤードショット、少しずつ距離を伸ばし、次にショートアイアンから、アイアンを次々に試し、
フェアウェイ「メタル」を数球ずつ打ち、ドライバーをちょっと念入りに打ち、午前８時１０分にはここを後にした。
尾崎プロのパット練習は、長い距離を確かめ、２段グリーンの上りと下りを確かめ、最後に１ピン前後を
繰り返し練習し、午前８時２０分にはパット練習を終了した。スタートは午前８時３０分。

決勝のインスタート
午前８時４０分にインスタートに行った。インスタート組には、キャリングボードは付かない。十数人のギャラリーの
拍手に送られ、心なしか足取りも重そうに、仲良くスタートして行った。
各組にはスコアラーが付く。スコアのみならず、パット数やサンドセーブ率も添えて本部に提出される。

定刻スタート
１番：コールされ、拍手を受けてティオフする。有名選手はやはり拍手が多かった。決勝ラウンドは１０分
おきに出る。前が空いても定刻スタート。
殆どのプロが、ドライビングレンジでは、ゆっくりと一球一球を確かめながら打つ。決して力一杯は振らない。
本番では渾身の力で目一杯振る。ちなみに、プロのティーアップは高くない。

プロのミス
９番：ピンはバンカー越えの僅かな距離しかない難しい場所。コンラン選手はバンカーに入れ、ここから
グリーンを越えて、反対側のラフまで飛ばしてしまった。アマ並みのミスを見て、私も何か心強くなった。

鳥の声と蝉の音
ショットとパットの間は静寂が支配し、聞こえるのは鳥の鳴き声と蝉の音だけだった。

隠れた闘い
報道はされないし、誰も気付かない闘いがある。初日早朝の午前６時から、玄関先で待つプロ達が居る。
本戦出場者１５６人の中からキャンセルがあれば、予選トーナメント上位者から順に出場出来る。その
可能性を求め、ここで最終組がスタートするまで待つ。何人かは努力が実り、夢が叶う。

観戦グッズ
半ズボン、ウェストポーチかリュックサック、サングラス、そして帽子が標準的な観戦姿。女性では
これに日傘が必要。携帯椅子と双眼鏡はあれば便利だが荷物。
飲み物と食べ物は場内で入手可能で、お茶等は自動販売機より５０円高いだけだった。

臨時駐車場料金
ゴルフ場周辺の空き地は臨時駐車場となる。７月１７日に通り掛った時には１日５００円だった。７月２４日には
１，０００円になっていた。木曜日に見たゴルフ場入口間近の駐車場には、２，０００円の看板が立っていた。

T.HoSoDaの「観戦の勧め」
真っ黒に鍛え上げ、４日間を戦い抜くプロ選手のプレーは、我々アマチュアは及びもつかない。しかし、
ひとつひとつのプレーでは、プロ以上のプレーが稀ならず出来るのがゴルフの楽しみでもある。
間近でプロ選手のプレーを見て、攻め方等を推察すると、テレビのゴルフ中継がもっと楽しくなる。

４月４日　昔からメモ魔だった　T.HoSoDa