11/19 欧州の新型コロナウイルス感染（２）

今度は「CNN.co.jp」の２０２１年１１月１７日発信のニュースで、ドイツ国内事情です。
元の題は、「ワクチン未接種者隔離の強硬措置、欧州で相次ぎ導入」です。

　連立政権が誕生することになったドイツでは、新型コロナ対策強化法案が議会に
提出された。この法案は、娯楽施設等への入場に加え、バスや列車に乗る際にも、
ワクチン接種証明か至近のウイルス陰性証明の提示を義務付ける法案。

　緑の党の党首は、「ワクチン未接種者のロックダウン」と考える旨明かした。社会
民主党、自由民主党、そして緑の党の共同提案で、連邦議会で採決が予定されている。

　ドイツのこの姿勢は、欧州連合（EU）の大部分で、ワクチン接種を拒み続けている
人に対する憤りが強まっていることの現れである。ドイツで２回接種を終えた人は
人口の約三分の二と、西欧の中では低い水準に止まっている。
　ドイツの感染者数は急増し続け、１日の新規感染者数は４万例（平均）に近づいている。
首都ベルリンでは、バー、レストラン、映画館等に入る場合は、６ヵ月以内の接種証明書
か感染して回復した旨の証明書が求められる。

　オーストリアでは、ワクチン未接種の人を対象とした不要不急の外出が禁止された。

同国では、未接種者は国民の三分の一を占める。イギリスでは、三回目の接種
（ブースター）終了を義務付けるとこと発表した。ギリシャでは、７月に医療従事者の

ワクチン接種が義務付けらえた。

１１月１９日　　民主主義国家の規制は難しい　T.HoSoDa