6/16ワクチン接種後の死亡例

この鳥取県医師会MLで、週刊誌の見出しを問題視して、取り上げました。その続編です。
２０２１年６月１１日配信の「BuzzFeed Japan」で編者は同社の千葉雄登氏です。

　ワクチン接種後に起きた健康上の問題は、全て「有害事象」とされ、ワクチンと因果関係
にあることが確認されたものが「副反応」となる。我が国では、予防接種法に基づく「副反応
疑い報告制度」がある。

　５月２８日のある全国紙に、「ファイザー製ワクチン接種後５７人が死亡し、累計８５人に・・・・。
厚労省検討会「現時点で重大な懸念なし」とした記事で、更に次のように続けた。「死因は脳卒中や
心不全等が多く、８割以上が６５歳以上だった。（中略）５月２１日までに、約８６６万回の接種行われ、
死亡例の累計は８５人になった」。

　ある医師は、厚労省が発表した数字だけを伝える報道に苦言を呈し、「事実だけを伝える報道
の仕方が間違ってはいないが、データの解釈が示されていないため、読者が受け止め方に迷い、
不安を煽りかねない結果になることを危惧する」。

　厚労省の検討部会は「因果関係が評価出来ない」という以上の踏み込んだ情報は出していない。
アメリカでは、ＣＤＣ等がワクチン接種後の死亡例を調査しており、定期的に「現時点ではワクチン
接種が原因と考えられる事例はない」としっかり情報発信している。
　上記の事実から、「情報を公表する厚労省、それを元に報道するメディアの双方に課題が残る」として、
「専門家の解釈を経た記事が望ましい」と述べている。そして、専門家ならワクチンと体、双方の仕組み考え、
濃淡を付けた情報のメディアに流して貰いたい」が要望である。

　続きます。

６月１６日　　専門家ではないが・・・・・　T.HoSoDa