3/28時事川柳もコメントもブログ読者はえびす顔

T.HoSoDaの時事川柳選句(1605)

 

 東北新社・NTTと総務省を巡る川柳と、前法相等を集めました。

 

美味しいね 飲んでも食っても 人の金 (北九州 りっしん偏・毎日新聞)

 どんな料理で、どんな酒だったんでしょうかね。知りたいです。それにしても、根強く生き残る不祥事です。絶滅危惧は不要です。(ML)

 

あるやろか 見返りのない タダ飯が (尼崎 にしやん・毎日新聞・万能川柳)

 事前ではなく、事後のお礼も見返りの一種じゃないでしょうか。

 

下心 あるから接待 するんです (八王子 タカさん・毎日新聞・万能川柳)

 勿論、下心は隠しての饗応です。接待を受けた人は、忖度せざるを得ない心境に追い込まれるんです。

 

七万で 二人ひと月 食べてます (飯能 藤代陽子・毎日新聞・万能川柳)

 そうです。庶民の実感でした。

 

七万の 食事に芋は 付かないね (東京 三吉野桜・毎日新聞・万能川柳)

 庶民的食材としての「芋」? あるいは芋蔓の有無を問う句でしょうか。

 

大臣に 規範あっても けじめなし (東京都 三井正夫・朝日川柳)

 毎日朝礼をして、規範の朗読をして、一節ずつ復唱するのはどうでしょう。

 

春宵の 手銭の酒の 旨さかな (奈良県 金 昌則・朝日川柳)

 「てせん(手銭):自分の金銭。身銭ともいう」。「しゅんしょう(春宵):春の宵」。「よい(宵):日が暮れてまもない頃」。もう、解説は不要でしょう。

 

ドラ猫に さんま喰ったか 調査させ (神奈川県 朝広三猫子・朝日川柳)

 当事者の関係者に、もっともらしい調査をゆっくりやらせ、ほとぼりが冷めるか、量がする大事件が勃発するかを待って、やおら結果が発表されます。

 

印籠は 昔黄門 今文春 (京都府 谷本和紀・朝日川柳)

 「文春砲」とも言われますが、ちゃんと証拠は備えています。

 

「春分」 一瞬「文春」に見えた ― 政治家

 (かたえくぼ 京都・狼藉者・朝日新聞) 他のマスメディアはどうしてんでしょう。

 

今更と 思うことしか 言わぬ国 (静岡 石垣いちご。毎日新聞・万能川柳)

 そんな事も一切言わない国も、近くにあります。

 

神父さん 総務省にも 電話して (新潟県 安達道義・朝日川柳)

 「神父」の名前に、伝統的キリスト教を考えましたが、インターネットでは新興キリスト教とも言える韓国の統一教会の名前が出て来ました。

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