4/23感染者激減した「イギリス」から日本が学べること（1）

　２０２１年４月２１日に発信された「東洋経済｜ONLINE」からの要約引用です。著者は、ジャーナリストの小林恭子氏で、改変しています。
変しました。

　イギリスでは２０２０年１２月上旬から接種を開始し、２０２１年４月までに、総人口６，７００万人の約半分３，３００万人が一回目の接種を終えた。イギリス政府は、１回目の接種を拡大する方針を執った。
　接種開始から４ヵ月経ち、２０２０年１２月２９日、新規感染者約８万１千人だったのが、４月１８日は１，８８２人となった。２０２１年１月１９日の死者数１，３５７人だったのが、２０２１年４月１８日には、１０人に減り、２０２１年１月１３日新規入院者４，５７７人だったのが、２０２１年４月１３日に僅か１７９人となった。

　イギリスは新型コロナウイルス感染症対策に成功した国ではない。個人防御具は不足し、ロックダウンの導入も遅れ、２０２０年３月２３日のロックダウンまで、大量の感染者を出した。特に第１波では、死者の大半が高齢者施設の入居者と職員という悲劇的結果となった。
　夏には一時感染が抑圧されたかに見えたが、日本の「ＧｏＴｏトラベル」に似た外食奨励策が負の結果をもたらした。秋以降、変異株を含めた感染が急増し、現在までに死者は約１２万７千人と欧州では最も多い。
　しかし、ワクチンが浸透したことで、冬から実施されていた「第２ロックダウン」を、今月（２０２１年１２月）から順次解除出来るまで、事態は好転している。

　続きます。

４月２３日　　「要請ロックダウン」でも構わないと思う　　T.HoSoDa

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