12/14楽観論への懸念

　勿論、新型コロナウイルスの話題です。医療ニュース｜m3.com で見つけました。埼玉医科大学総合医療センターの岡 秀昭教授がSNSに投稿された投稿と、１１月２６日にフェイスブックに投稿された内容の要旨を載せます。

☆    「根拠のない楽観論を懸念している」が前置きとして考えて下さい。
☆    新型コロナウイルス感染症は、もう誰でも普通にかかる病気になった。
☆    行政が発表する確保済みの病床数に対して専門医が不足している。専門医でない医師が診療しているのに「確保」と誇るのは、不慣れなパイロットまで動員している状態で、「機数はまだ余っている」と言うのと同じことである。
☆    若い人には風邪のイメージだが、１週間も熱が続いて呼吸不全がこんな頻度で起こる風邪は診たことがない。
☆    このまま無策でいると、今後１－２週間で更にピークが高まり、それに１週間遅れて重症者がピークになる。今の医療体制は限界なので、言い換えると２－３週間後に医療崩壊を迎えることになる。
☆    国民が根拠のない楽観論に動いてしまうことを懸念する。信頼出来る専門家の情報を元に、政府は正確な情報を流して欲しい。

【編者注】 「今の２類伝染病指定を、インフルエンザと同じ５類扱いにして、『普通の社会生活』に戻そう」との主張にたいする警鐘と考えると理解し易い。

１２月１４日　　田舎では三密は困難　T.HoSoDa

 

 

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