2/9 2019-nCoVの3例(2)

お詫びと訂正です。第一例に盛り込んだ血液検査結果は、「症例2」の方でした。

 第一例だけかなり長くなりましたので、分けて紹介します。症例報告の速報です。お含みおき下さい。

症例2:54歳、男性

2018年5月から仕事で武漢に滞在していた。海鮮市場に行ったことはない。

2020年1月27日から咽頭痛と鼻汁があり、市販薬を内服していた。

1月29日、帰国飛行機内で軽度の悪寒、37.1℃の発熱、上気道症状あり。新型コロナウイルス肺炎の疑いで入院となった。胸部レントゲン写真で異常なく、胸部CTでも、すりガラス影や浸潤影はなかった。

1月30日、2019-nCoV陽性(+)と判明した。胸部CTを再度取ったが、異常所見はなかった。入院し、経過観察中である。

症例3:41歳、男性

 複数回の武漢滞在歴があり、今回も2019年12月20日から武漢のホテルに滞在していた。海鮮市場には行ってない。1月31日帰国したが、その日から38℃の発熱、軽微な咳嗽があった。2019-nCoV検査を施行して入院となった。

 2月1日、2019-nCoV陽性(+)が判明し、胸部CTで左肺にすりガラス影を伴う浸潤影を認めた。エイズ治療薬の投与はせず、経過観察としたが、呼吸状態の悪化はない。

考察も抜粋します。

(1)        3例とも症状で新型コロナウイルス肺炎は疑えなかった。

(2)       武漢市の41例(入院・重症例)を検証した論文では、発熱98%、咳嗽76%、呼吸困難55%、筋肉痛・倦怠感44%、喀痰28%、頭痛8%、血痰5%、下痢3%の症状だった。

(3)       39%が集中治療室に入り、17%がARDSになっている。従って、上記は重症者であって、軽症の人とは異なる。

(4)       武漢市の死亡率が高いのは、感染者数が全部把握されず、重症者だけが統計で扱われる結果ではあるまいか。

(5)       我が国では、感染を封じ込めることを目的とするよりは、感染症指定医療機関や協力医療機関で重症者を診て、軽症者は上記以外の医療機関で診療し、「致死率低下」を目的にすべきではないか。

 余談ですが、米国内で1万2千人以上の方が、インフルエンザで亡くなっておられます。こっちは殆どニュースになりません。

2月9日    避病院を「ひびょういん」で覚えていた  T.HoSoDa

 

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